荘 真由美(しょう まゆみ、本名:難波 真由美(なんば まゆみ) 1965年2月5日 - )は、日本の女性実業家、元声優東京都出身。ケッケコーポレーション取締役、かつては青二プロダクションに所属していた。 若手時代は元気な少女から物静かな少女まで、幅広く演じていた。また、栗田ゆう子のような芯の強い大人の女性も担当し、『ドラゴンボールZ』、『吸血姫美夕』等では母親役を担当していた。この他、少ないながら少年役の担当経験も持つ。 復帰後は多少声質が変化したこともあって、年齢の高い役柄が主となっている。『金色のガッシュベル!!』のシェリーの母、『ふたりはプリキュア』の美墨理恵、『しあわせソウのオコジョさん』のゆうたの母等、母親役がより増加した他、濡れ場を演じることもある。 高校在学時代に業界に興味を持ち、青二塾東京校に2期生として入学。1984年、『コアラボーイコッキィ』(ミミー役)で声優デビュー。 『機動戦士Ζガンダム』(クム、ハロ役)、『ドラゴンボール』(チチ役)、『めぞん一刻』(音無郁子役)、『ハイスクール!奇面組』(一堂霧役)、『美味しんぼ』(栗田ゆう子役)、『キテレツ大百科』(初代?野々花みよ子役)などヒット作品に多く出演。1980年代後半における主要声優の1人となった。 難波圭一との結婚後も活動を続けていたが、1990年末から1991年初頭にかけては出産のため、栗田ゆう子を除く当時の持ち役を全て降板。『美味しんぼ』の終了後、1992年には一度引退することとなった。その際、夫や業界関係者には「様子を見て時期が来たら復帰したい」と意志表示をしていたという。しかし不定期に活動を続行し、『美味しんぼ』のテレビスペシャル、ゲーム『QUOVADIS 2?惑星強襲オヴァン?レイ?』、難波主演のOVA作品、難波主催の劇団による舞台演劇などに出演。特に演劇は、年に1度は参加していたという。 その後、「子どもの成長」、「当時の関係者からの復帰依頼」、「ファンの要望」などを理由に、1990年代後半頃より本格的に復帰。復帰後の初レギュラーは、1997年の『夢のクレヨン王国』における武烈女王役となった。 現在はケッケ?コーポレーションの取締役であると同時に、2010年からは松濤アクターズギムナジウムの声優部門?主任講師となった。声優業からは完全に引退し、新人声優の育成にも携わっている。